ファッションとアート 定義付けとその2つの境界の有無について
近年、街中では機能性のある衣服やリアルクローズ等で溢れかえっている。一方、歴史的に見てコレクションで発表される衣服は機能性がなく、アート性の高い作品も多く存在する。管理人は、このようなファッションとアートの境界の有無や関係性についてかねてから疑問を抱いており、今回これをテーマとして取り上げることとした。スポンサードリンク
管理人は、ファッションとアートは似ているが別のものだと考える。管理人は、まずこれに加えてファッションとは、着用した際に機能性が損なわれず、快適に着用でき、身体が無理をすることなく動ける状態のものをファッションと定義する。機能性が損なわれる、もしくは機能性を必要としない絵画や工芸品などをアートだと考える。しかし、中にはアートだけれども衣服の形をしていて着用する事は可能だが、着心地として不快なものも存在する。
また、ファッションや工芸品、雑貨など普段身の回りにあるものを媒体にして、制作者の思想や意見の主張などを表現するために制作されたものもまたアートだと考える。なぜならば、制作者が意図をもって制作された衣服は、一見服の形をしているものもあるため、ファッションとも捉えられる。しかしそれは、衣服を媒体として制作者の思想や意見の主張を衣服を使って表現しているだけであって、要するにアートの区分の衣服は単なる制作者が選んだ表現の手段でしかないと考える。
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